8a716318.jpg今月に入ってから他の現場の手伝いをしているのですが、多い仕事は鉄筋組立後の写真撮影の手元。季節柄なのか、たまたまなのか構造物を作る仕事が多いのです。
この写真、本数を確認しやすいように鉄筋にホースをつけて撮影するのですが、本数が多い場合には、何本かホースの間隔をあけて撮影することがあります。この場合5本間隔なので、中4本と頭に入れてホースを付けていくのですが、最初は1から始まるので中3本となります。ところがここが間違えるのです。こういう場合最初で間違えてしまうので、最後に1本図面と合わないことに気付いて最初からホースの付直し。
ちなみにこの写真もホースのつけ直しをしました。単純なことだけれど人間は思い込みで間違えます。(私だけかも?)

鉄筋の写真撮影は不可視部分だけに重要な作業ですけれど、正直言って土木技術屋さ
んにとって一番面倒な作業。そして写真編集も当然面倒なのです。きっと嫌いな人が多いはず?…と思うのは私だけ?

こないだのニュースで、ある大手ゼネコンが建築する高層マンションの上層部の鉄筋が強度不足に気付いてやり直しとの事。原因は、地下部分に使用する鉄筋を誤って上層部に使用したとの事。
鉄筋鉄筋についているこのマーク。径とメーカーマークと種類を示すこのポチマーク。この現場はポチ1つで設計通りのSD345でしたが、ここまで気にして施工管理している人は少ないのでは…?(私だけかな?)

あんなニュースがあったので勉強になりました。