c84fa065.jpg今月の日経コンストラクションの特集、「人を呼ぶ土木遺産」と言う記事の中で、群馬県にある碓氷峠鉄道施設、長崎の軍艦島、映画でも放映され超有名な黒部ダム等が紹介されています。

黒部ダムに関してはここを訪れた人の数は累計で5000万人を超えているそうです。
と言うことは日本国民の二人に一人、いわゆる日本国民の半分以上の人が訪れたことになるのだから凄いと思います。

私がこの記事の中で実際に見たことのある構造物は、東京の日本橋と長崎の眼鏡橋の2箇所しかありません。土木屋さんとしてちょっと寂しい気がします。

土木の構造物と言うのはその土地に住んでいる人達の生活や生命を守るために作られたものが多いと思います。それだけにその土地の人達にとっては大変重要な物なのです。

しかし、現在もその構造物の目的が機能しているものならともかく機能していないものを維持管理、保存するのは記事を読んでいると厳しい自然環境やお金の問題から考えると大変なようです。

難しい話はさておいて、そういえば土木の構造物と言えば洞爺湖からの帰り道、有珠山の近くの道路法面に設置してある雪崩予防柵を、三脚を立てて一眼レフで本格的に撮影している外人観光客の姿を見ました。雪国で生活している私達なら珍しくもないのですが、外人でなく日本人でも雪国で生活していない人にとっては雪崩予防柵が法面に設置してあるのは珍しい風景かもしれません。

普段何気なく見ている構造物の中には自分が気づいていないだけで素晴らしいものが沢山あるのではないかと思われます。

では、北海道で観光客を呼べる土木遺産・・・。
私が見たことがあり思いつくのは定山渓にある豊平峡ダム、糠平湖にある渇水期にだけ見ることのできるタウシュベツ橋梁、あとは・・・今思いつきません。

それでは我が町にある土木遺産。観光客を呼ぶことはできませんが、市民といわず近隣に住んでいる人なら誰でも一度以上は通ったことのあるこのガード。
このガード、私が入社した当時の副社長が若き日に設計したものだとか。

先人は偉大です。これこそが私が思う我が町の「土木遺産!」?