黄金山


土曜日の午後から降り出した雨も日曜日の朝には上がり、浜益にある黄金山に行ってきました。
浜益に行った事のある人は皆見た事があると思いますが、単独峰のこの尖った山です。
今日は、写真を沢山使って・・・

登山口


札幌からでも1~2時間で来る事ができるし、1時間半もあれば頂上まで行ける気軽な山なので、大変人気があります。
休日なら遅い時間に行くと駐車場がなくなってしまいます。
この日私達は4番目、登山口には綺麗で立派な水洗トイレがあります。

看板


これまた立派な入口の看板。ちょうど一週間前に山開きが行われたばかりです。

分岐


少し歩くと、旧道と新道の分岐があります。ここには冷たい水が流れています。
たいていの人は新道を往復するのですが、私達はいつもちょっとスリリングな旧道を登って、新道を降りてきます。

旧道


タケノコ(笹の子)を気にしながら旧道を少し歩くと山の上の方が見えてきます。
タケノコはまだ少し早いようで、来週位からでしょうか?

急登り


そしていよいよ急登の始まりです。ここからが面白い!
よく登山道ではこのように補助ロープが張られている事がありますが、あくまでも補助ロープです。
けっしてこのロープを頼ってはいけません。荷重をかけるとどうなるかわからないのです。
と、私は昔先輩に教えられました。(笑)

急登り


この時期多いブヨに囲まれながらも、木の根をつかみながらどんどん登ります。
完全に全身運動です。

サクラソウ


汗を額ににじませながらも所々に花が綺麗に咲いていて、心を癒してくれます。

ツツジ


時期が良いのか、本当に花がよく咲き乱れていました。顔を上に向けるとこんな感じ。

サクラ


高度を上げて行くと、山桜もまだ咲いています。

トラバース


旧道の最大難所、前夜の雨でここのトラバースが滑るのではないかとちょっと心配でしたが、マッターホルンも登った事のある先輩なら、これぐらいでは鼻くそをほじりながらでも登れます。(笑)

岩峰


そして、いよいよ頂上直下の岩峰。私は何回ここに来ても、この上を歩くのは嫌です。

痩せ尾根


高いところがあまり好きではない私は、この幅しかないこの上を歩いている時の目に入る景色がたまりません。(苦笑)

頂上から


頂上から見るとこんな感じ。少し遅れて登ってきたM先生が手を振ってくれています。
ちなみに一番上にいる人は、北海道で山登りをする人なら誰でも知っている梅沢俊さんです。
頂上では、一緒に海外登山に行った経験のある先輩が会話をしていましたが、なんかやっぱりオーラーと言うか雰囲気が普通の人とは違います。
私は山でお目にかかったのは3回目かな?

暑寒


天気は曇りでしたが、ここの頂上からの眺めは素晴らしいのです。
まだまだ上の方は雪がたっぷりの暑寒方面。

浜益


浜益方面の海側。肉眼では見えるのですが、残念ながら私のカメラでは海が見えません。

頂上


そして、それらの絶景を見ながら飲むビールの味は格別です!(笑)

旧車


下山して登山口に戻ると、旧車のハーレーダビッドソンが停まっていました。
林道なんか走行して壊れないのかな?

それにしてもこんなバイクに乗って来て山に登るなんて、いったいどんな人なのだろう・・・