スポーツクラブサンテに行って、SコーチとTコーチのレッスンも魅力的でしたが、たまには男らしくビシッと初冬訓練へ！（笑）
山の達人I藤先輩の計画で、安政火口から三段山ピークを目指します。９時20分出発、朝のうちはほぼ快晴で風もなくこの時期この場所ではありえない程のベストコンディションでした。
ゆっくり歩いて１時間弱で安政火口に到着。ガスが多いのでさっさと抜けないとならないのですが、雪が少なくスキーを履いたまま歩けません。ぬかりながら転びながら進みます。
ようやくガスから解放されたのですが、ここからは雪が固く（氷の世界）、アイゼンを装着しなければ登れません。ちなみにこの写真は私達が登るルートの反対側で、他の山岳会の人達が登っていました。
私達のルートも雪不足だからなのか結構厳しそうです。
スキーを背負ってアイゼンとピッケルを使って登るのですが、最初のうち私はバランスがうまくとれず、先輩達に遅れをとってしまいました。
でもアイゼンはとってもよく雪面に食いつきます。ところが前に見える岩の先・・・
雪が少なく先に進むにはこの急斜面をトラバースしなければならなかったのです。今にも雪崩が起きそうなコンディションで、先輩達が歩いた同じ跡を、衝撃をかけないようにそっと歩きます。この時ばかりは生つばを飲みながらやっぱりサンテに行けば良かったかな？と、コーチの顔が浮かんできました。（苦笑）
難所を切り抜け一安心。私の顔にもやっと笑みが・・・。
でも後ろを振り返るとスキーを背負ってよくぞこんな所を登って来たもんだなと！（苦笑）
ちょうどお昼に三段山頂上到着。ノーマルルートからは沢山の山スキーヤーが登ってくる姿が見えますが、なんとも言えない達成感！ご満悦です。（笑）
でも三段山斜面も雪が少なく固いので、山スキーで下るのは大変。
私は頂上直下から少し進んだ所で転倒して、３０〜４０mくらいは背中で滑り落ちました。少し緩斜面になった所でなんとか止まってくれましたが、転倒したままだんだんと加速するのでちょっと焦りましたね！
やっぱり山は登りより下りを注意しないと・・・
１３時３０分、下山して白銀荘に到着です。
T野先輩が食事をやってくれたのですが、クリスマスも近いのでチキンと・・・
キャベツと豚肉を使ってみぞれ鍋です。キャベツが甘くでとっても美味い！
I藤先輩自家製の岩魚と甘露煮とふきとニシンの煮つけ。ふきの穴の中にニシンが入っています。そして行者ニンニクの醤油漬け。どれもこれも山男らしいメニューです。
お酒が進みますね！（笑）
ここの露天風呂も最高だし・・・大変楽しかった初冬訓練でした。
この日のログ。
やっぱり、さすが北海道
綺麗な雪山ですね
なんだか、まあどんさんイキイキしてる♪
やっぱり若い女性より、山男に囲まれている方が
自然なのかもね♪